アンドルー・ワイル博士の「ヘルシー・エイジング」より

縁あってハーブのことを調べていた。

そして、アンドルー・ワイル博士の本を読んでいた。

「ヘルシー・エイジング」

歳を重ねることをどう捉えるか。その人にとっても一緒に生きている人にとっても。
大切なテーマだ。

私の母は今年で80歳を迎え、最近、80歳になったから、という言葉が頻繁に出るようになった。そのたびに、いや、100歳まで生きるんだからと言っていたが、どうも腑に落ちないものを感じていた。

今日、母に電話で「ヘルシー・エイジング」から引用して話をした。

人が老いを迎えるというのは、ウイスキーが熟成するようなもの、大樹が年輪を重ねて立派に生きていること、言ってみれば人間の裡(うち)側が豊かになることと一緒なんだよね、と。
老人には、若い人にはない経験と知恵があって、日本では、そのことが敬まわれていた、と。ワイル博士が書くには、沖縄では、90歳を過ぎたおじいちゃん、おばあちゃんが、堂々と私は95歳だよ、と年齢をおおらかに誇れる文化がある、という。
素晴らしい。

母にこの話をしたところ、腑に落ちたようだった。私もこの数ヶ月、しっくりこなかったものが、どこかにおさまったような気がした。

今まで母にとって、きついことをやっていたなあ、と反省。

未来は現在の中にあり、その現在から豊かさと喜びと幸せが生まれ、広がりを感じているかで、未来は決まる。

変な書き方だけれど、時間は有って無い。

こんな風に考えると、いろんなことが分かってきた。

本当の豊かさは空間的だと思う。

ストレスフリーの整理術 GTDについて

昨年は10月から週に2~3日は事務所に泊まり込んで仕事をするという日々が続いた。
きつかった^^;

少し余裕ができたところで、恩師から教えてもらったGTDをやってみた。
開始してから今で約2週間。多忙な人には、とても役に立つと思う。

元の提唱者はデビッド・アレン氏。amazonで検索すると著書が数冊出てくる。

それまで、outlookの仕事というメニューに、なんでもかんでも放り込んでいたので
数が多くなると整理が難しくなり、リマインダーに追っかけられていた^^;
outlookには同じ階層に並列で入っていたため厳しかった。
同じ経験をしている方のために書きます。

GTD用ソフトはToodledoでいくことに。outlookは化石になった^^;
今考えれば、使うソフトでストレスだらけになっていた。
RememberTheMilk,Doit.im(だったか)も試したが、Toodledoに落ち着く。
英語でも仕方ない。機能優先。
Doitはgoogleカレンダーに同期しないので、外した。デザインは良かったが。。
スマートフォンのアプリはGot To DoがToodledoに対応。同期させる。
*11/12付 GotToDoから有料アプリTo-Do-Listに変更。こちらのほうが使いやすかった。

その日のtaskを消すのが楽しくなってくる。

クラウドのデータストックはDROPBOX。evernoteはアップロードするのに遅すぎて使えなかった。

デジタルの使い方は、分かってきたが、アナログとの使い分けがイマイチ分かっていない。
アレン氏の言うように、ファイルも買い、ラベルプリンターも買い(ブラザーのPタッチにして良かったamazonで9000円くらい)、
日記も2種類にわけたのだが。
Toodledoでは、プロジェクトのスパンが分かりにくいため、継続的なプロジェクトは、あえて、ファイリングのアナログで手元に置いたほうがいいのかもしれない。そのときはあえて紙にもしておくような残し方だろうか。

スマートフォンのVoiceTextClipという音声認識アプリを使い出し、ディクテーションもしないのに
こんなに精度が高いの?と驚く。ちょっとびっくり。PCでは音声認識ソフトをよく使うので、親近感が増した。

キーボードのタイプは遅いほうではないが、子音を打つときに、Rかなで多く打つのが、なんだか嫌になっていた。流れが止まる。親指シフトも半年使ったが、F10の変換ができないところで、断念。

音声認識ソフトは、画面を見ながら、少し修正してやればいいので、流れができる。
タイプしながら考えると遅くなってしまう時がある。
*2011年8月ドラゴンスピーチがwin7に未対応のため、AmiVoiceに変更。量を入れると、レベルが上がるので、レベル10くらいで問題無し。ドラゴンスピーチに比べると軽い。悪くない。

アナログの紙などは、ドキュメントスキャナーのscansnapでデータ化。scansnapは気になる紙書類を
データ化できるので、無くてはならない機器。仕事場と自宅の両方で使っている。これは2年前から。
気になっている紙資料をシュンシュンすると(ドキュメントスキャナーを使う言葉)気分が自由になる。
シュンシュンして紙を捨てる爽快感。
Toodledoで関連資料をクラウド上でひもづけられるともっと便利になると思う。

GTDは、アナログで整理するのも、デジタルで整理するのでもOKだけれど、自分流にカスタマイズしてみると
面白い。

特にsomedayは、1000m~5000mという分類をしないと、30や40あると
分かりづらい。これはtaskの頭に1000mとか頭文字を入れるといいのかもしれない。

GTDを知ってみたい方はこちらが分かりやすいと思う。
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/gtd

矛盾があぶり出される世の中

チュニジアからエジプトに至る一般庶民の動きは、同じシンクロニシティの磁場を通して、日本でも起こっている。
愛知県、名古屋の知事・市長選挙の結果は、今の民主党にNGを出した。
既得権益組 vs 一般庶民の構図の中で、あらゆる矛盾があぶり出されている。
一般庶民からすれば、もういい加減にせえよ!が本音であり、自らネット上で情報取りに行って、マスメディアの記事をいったん括弧に入れて再考する習慣がついている人達にとって、今の菅政権は、昨年6月のクーデターで出来上がった闇の部分が、いずれ自らの首を絞めるとは知らずに、合いも変わらず国民をナメきっている本質が遅かれ早かれ露呈するだろう。
さすがに、あの稲盛和夫さんも「民主には落胆」と本音を吐いている
今後、政権の再編成が起こるだろう。そして、今起こっていることは、プロセスの一つに過ぎない。
既得権益組を調べてみると、世界の様相がよく分かる。

2011年は昨年のQE2・ドルのばら撒きでカンフル注射の継続。ばら撒いた紙幣は新興国に流れ込み、中国・インドともに急激なインフレ対応の結果、利上げ。中国は日本のバブル前の状況。
リーマンの恐怖を打ち消すようにしてドルをばら撒いている。膨れ上がるが上がるほど、落ち方も激しくなる。そしてそのことを恐れるようにしてさらにばら撒く。
いずれにせよ、本格的な調整は2012年に持ち越されている可能性が高い。しかし、いつもすでに始まっていると考えたほうが本質をつかんでいるだろう。