平均寿命と意識のズレ

平均寿命が伸びているけれども、人の年齢に対しての意識が昔のままなのでズレが生じている。

それは平均寿命が70歳の時代に生きていた人たちが高齢者として生きており日々の言葉にマイナスイメージで話をしていることも大きいのかもしれない。

平均寿命が上がったため、70歳ならそこから10歳引いて60歳の感覚で生きたほうが良くて、人生は50代と60代が素晴らしく充実していくと意識を変えると日々がまったく違ってくる。

この傾向は50代以上で顕著になっていると思う。だから50歳で40歳の意識にしておいた方が現実に即している。

病気に関しても捉え方が違ってくるだろう。病気が体のSOSだと考えると、それを乗り越えることが楽しみにもなってくる。

そう考えると体の事は心で治し、心の事は体で治すという東洋医学の真髄がよく分かる。

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このブログを書いた後、「ライフ・シフト」リンダ・グラットン著を教えてもらった。

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誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。

働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。

目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。

世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。

みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という

3つのステージを生きた時代は終わった。

では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。

その一つの答えが本書にある。

100歳時代の戦略的人生設計書。

《本書の主な内容》

●人生はより長く、健康になる。

●エクスプローラー、インディペンデント・プロデューサー、ポートフォリオ・ワーカーという新しいステージが出現する。

●40年の労働で老後の20年をカバーできても、35年をカバーするのはしんどい。

●テレビの前やゴルフコースで過ごすには、35年はあまりに長い。老後=人生のおまけという考えを捨てよう。

●企業年金、国の年金だけをあてにして生きることは難しくなる。

●お金(有形資産)も大事だが、見えない資産(無形資産)も大事。

●スキル、知識、仲間、評判、健康、生活、友人関係、アイデンティティ、人的ネットワーク、オープンな姿勢が大事。

●大学卒業後、すぐに就職を考えるのは危険。自分を見きわめ、選択肢を広げることを考えるべき。

●結婚相手を選ぶ際は慎重に。

●労働市場に存在する職種は、これから数十年で大きく入れ替わる。

●100歳になった自分がいまの自分をどう見るかを考える。

●個人と企業の間で、産業革命に匹敵するほどの激しい争いが起きる。

●共働きの本当のリスクは、消費水準を下げられないこと。

●金融商品を買うときは、パンフレットの細部に気をつけ、手数料をチェックする。

●レクリエーション(余暇)ではなく、リ・クリエーション(自己の再創造)に時間を使おう。

●男女の役割分担が変わる。質の高いパートナー関係が必要になる。

●数十年単位での役割の調整が必要。高度な信頼関係と徹底した計画が不可欠。

●他の世代と一緒に生き、交流する機会がどんどん増えていく。

●各人のアイデンティティが変わっていく。

●教育機関=学びの提供、企業=多様な人生への対応、政府=格差への対応、という課題がこれから生じてくる。