世界で何が起こっているのだろう

ギリシャ債務危機からドルが買われ、なんだ、結局、危機の際はドル買いかと。
つまらない。
今、何が動いているんだろう。

ブレトンウッズの維持に向けたアメリカのなりふり構わない戦略。
アメリカは世界最大の債務国なので、基軸通貨のドルが崩壊すると国家の崩壊となる。
石油で作り上げた20世紀の体制は、石油&ドルの歴史。

8月、中国がアメリカ国債を売り払い、無国籍通貨の金を買ったときに、アメリカの9月以降の戦略が決まったのだろう。

リーマン以降のQE1,QE2に引き続き、来春QE3も示唆されている。

紙幣をじゃぶじゃぶ刷らないと、回避できない。世界的なインフレ。そしてスタグフレーションの可能性。

2013年半ばまでアメリカは金利の引き上げをしないという表明。
買われる円。
75円に仕掛けられたノックイン債が、大量に存在し、切った場合、72円までが視野に入ってしまう。

日銀の介入で80円弱まで戻すものの、協調介入ではないため、ずりずりと下げている。8兆円という最大規模の介入だったのだが。
円高で、任天堂は1000億の赤字。

世界の覇権がユーラシア大陸に移動するにつれて、アジア系通貨が高い。日銀の介入が賛同されていないのも、元高、ウォン高が公認されているから。日本一国が円安にもっていこうとしても、アメリカは認めません、というメッセージ。

そして世界各国、政治が機能しなくなってきている。
日本然り。これは更に加速するだろう。しかし、この加速とは逆に国家による管理が更に進む。避けたい事態だ。

トルコ、インド、NY、地震が続くのは、90年代の半ばに地球が地殻変動期に入ったから。太陽の黒点活動が落ちている。NHKの特番でも放送されたが、11年周期だった黒点活動が、戻らない。あと1-2年でその答えが出る。

そんな何でもありの世界と地球状況で、2012年まであと二ヶ月となった。

東北、日本の復興が世界の手本になればと思う。

魂をこめて仕事をする、これが最近大切にしていること。